涙がこぼれても伝えたい想いがある

2025.06.30

先日、己書の第47期師範認定式が開催されました。
 
 
約200人の眼差しが向けられる中で、
メインスピーチをさせていただきました。
 

 
テーマは、
「心ひとつで人生が変わる 〜人生は選択の連続〜」

今回は、自分自身で初めて構成からストーリーまで組み立てた講演。
何度もリハーサルを重ねたのですが、どうしても時間内に収まらず、
しかも、いつも同じ場面で涙がこぼれてしまう…。

ペップ講師のせっちゃんからいただいた
「やさしいえがお」のペップストーリーも、
今回ついに解禁しました。
 
 
 
そして迎えた本番。
やっぱり言葉が詰まりました。

でも、前を見たら
涙ぐみながら静かにうなずいてくれる方がいて、
その真剣なまなざしが、僕の背中を押してくれたんです。
 
 
 
実はこれまでの僕の講演って、
映像や写真の力を借りて、感動を届けてきました。

でも今回は、僕の声と言葉だけで、
心から湧き出たものを伝えたんです。

それが、たくさんの共感につながりました。

「良い話をありがとうございました」
「泣けました」
「勇気をもらいました」
「私も、ガンを経験していて…」

そんな温かい言葉を、たくさんいただきました。
胸に深く、確実に染み込んでいます。

中には、
「うちの施設で、園で、定期的に伝えてほしい」
という嬉しいオファーまで。
 
 
 
人はみな、自分だけの道を選びながら生きています。

ときに迷い、ときに立ち止まりながらも、
心の向きを変えて、また一歩ずつ進んでいく。

僕自身が経験してきたからこそ、
今回、それをどうしても伝えたかったんです。

向日葵のように
光に向かって咲き、
咲いた場所にまた希望の種を落としていく。

そんな命の循環が、
誰かの未来へとつながっていくと信じています。

これからも僕は、
咲いて、種をまいて、
誰かの心に小さな陽だまりを灯すような存在でありたい。

講演でいただいたたくさんの拍手、
そして、ご縁に心から感謝いたします。

ありがとうございました。

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